OTTAVA Night vol.25
日本*フィンランドの心象風景 Inner Landscape 福士恭子×佐藤裕一郎
お問い合せ: OTTAVA サロンコンサート係 電話 03-6712-9434(平日11?18時) |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福士 恭子 & ペーテル ルンクヴィスト?デュオ・リサイタル
Kyoko Fukushi & Peter Lönnqvist? PIANO DUO RECITAL
Aaltomuoto Sarja 「波紋」シリーズ vol.7
<日本―フィンランド外交関係樹立100周年記念>
日本・フィンランド外交関係樹立100周年を迎え、フィンランドと日本を代表する作曲家の作品を、フィンランドの実力派ピアニスト ペーテル ルンクヴィストと共に辿る。
フィンランドとゆかりが深い作曲家である一柳慧の「パガニーニ・パーソナル」は、1982年マリンバとピアノのために書かれた作品で、2011年作曲家自身により2台ピアノ用に編曲。間宮芳生「6つの前奏曲」のうち、ピアニスト舘野泉氏の委嘱による前3曲(1977-8年)は日本の民謡の素材からなるのに対し、後3曲(1984年)はフィンランド民謡が素材として活かされた作品が並び、今回はその中から2曲づつご紹介する。
シベリウスと同時期の作曲家オスカル・メリカントによるオペラ「北国の乙女」は、民族叙事詩「カレワラ」に基づいたフィンランド語による最初のオペラとして知られ、ピアノ編曲は作曲家自身によるもの。日本初演となるハッリ・アフマスの「オビ・ウゴル族の祭典」はフィン・ウゴル族と語源を同じくするオビ・ウゴル族をテーマにした意欲作である。
プログラム最後は、シベリウスの代表作「タピオラ交響曲」をフィンランドの作曲家エングルンドが編曲、ルンクヴィストにより補筆、今回2台ピアノ作品として新たな魅力を発揮する。
2019年6月14日 (金) 19:00 ?五反田文化センター音楽ホール
開場 18:30 開演 19:00 \ 3,500
?6月15日 (土) 14:00 長野小海町ヤルヴィホール
開場 13:30 開演 14:00 \ 1,000
?6月16日(日)14:00 河口湖 森の音楽室(山梨)
開場 13:30 開演 14:00 \ 2,000
・・・・・・・Program・・・・・・・
アルマス・ヤルネフェルト:前奏曲
オスカル・メリカント:オペラ「北国の乙女」より抜粋
ハッリ・アフマス:オビ・ウゴル族の祭典(日本初演)(東京公演)
一柳 慧:パガニーニ・パーソナル(二台ピアノ)(東京公演)
雲の表情I・III(長野、山梨公演)
間宮 芳生:6つの前奏曲より
ジャン・シベリウス-エングルンド-ルンクヴィスト : タピオラ(改訂版)
シベリウス:フィンランディア